auのiPhoneを今使っている人が、今もっているiPhoneをそのまま格安simへ乗り換えする方法を解説します。
MNP(乗り換え)をすれば、今使っている080や090の番号のまま格安simで使うことができます。
auのiPhoneは、au系のMVNOであれば、6/6Plus、6s/6sPlus、SEで格安sim利用可能です。
5s/5cを持っている人は、古いiOSであれば通信可能な場合もありますが、基本的には新しいiPhoneを購入することをおすすめします。
6s/6sPlus、SEは購入後半年経ってからsimロック解除すればドコモ系MVNOのsimも使えます。
(simフリーiPhoneになるため)
auのiPhoneで格安simを使うまでの流れ
- 電話もしくはauショップでMNP予約番号を取得する
(電話番号は無し、データ通信専用(インターネットのみもしくはIP電話)でも良い場合は、予約番号は必要ありません) - 最適な格安sim会社を選んでネットから申し込む
(基本的には申し込み時MNP予約番号を入力して申し込みます) - 届いた書類を見てsimカードを差し替え、自分のiPhoneに設定をして利用する
といった流れになります。
各手順について詳しく説明をします。
auのMNP予約番号取得方法
電話もしくはauショップでMNP予約番号を発行してもらいましょう。
メモを準備しておくと番号を控えられるので便利です。
・電話でMNP予約番号を取得する(受付時間:9:00〜20:00)
(受付時間:9:00〜20:00)
一般電話/携帯電話共通: 0077-75470へ電話
後ほどSMS(ショートメール)でも番号のお知らせが来ます。

・auショップで取得
auショップへ来店、MNP予約番号を発行を依頼します。
契約者本人の確認のため、運転免許証などの本人確認書類の書類を持って行ってください。
*注意点
・MNPをすると、それまでためていたauのポイントが利用できなくなります。
格安simを申し込む前に、スマホケースや充電器などと交換しておくと良いと思います。
私の場合は、auのポイントをauショッピングモールで使い切りました。auショッピングモールで特に欲しいものが無い場合は、amazonギフト券などに交換すると良いと思います。
・MNP予約番号の有効期限
MNP予約番号には15日間という期限があるため、その間に格安simを申込みしなければいけません。
15日間といっても、実際は申込みから到着までの時間を考慮する必要があります。
有効期限が過ぎてしまった場合でも、auの契約解除になるわけではないので大丈夫ですが、MVNOの申し込み時に有効期限が○日以上のMNP予約番号を入力してください、といった注意がある場合があるため、申し込む直前に番号を取得すると良いと思います。
格安sim会社に申し込み
au系のMVNOの中から、自分の使い方に合ったプランを選んで申込みをします。
現在、au回線が使える格安sim会社は、mineo(マイネオ)と、UQmobile(ユーキューモバイル)の2社のみのため、どちらかの会社のプランを利用することになります。
(iPhone6s/6sPlus、SEを使っていてDocomo系の格安sim会社を利用したい場合は、simロック解除後に使えるようになります)
今使っている電話番号をそのまま利用したい場合は、音声通話機能つきのプランを選んでください。
auのiPhoneの場合、選ぶsimカードはVolte対応「マルチ(nano)SIM」になります。
(念のため、申し込みたいMVNOのページより、対応simについて確認して下さい)
simカードのサイズを間違えると、大きさが違うためiPhoneに挿せなくなります。
もし間違った場合は、有料(2000円程度)になりますが、申し込んだMVNOに連絡をすることでサイズを変更してもらう必要があります。
au系のMVNOだと、mineo(マイネオ)もUQmobileもどちらもおすすめです。
UQmobileは回線速度が速く、速度については全く気にする必要がないかと思います。
UQmobileの対応しているiPhoneは、iPhoneSE(SIMフリー版)か、auのiPhoneであればiPhone6s/6splusになります。それ以外の方はmineo(マイネオ)を選ぶと良いでしょう。
また、データ通信が3GBまでのプランしかないため、それ以上利用したい人はmineo(マイネオ)を選ぶと良いと思います。
mineo(マイネオ)は選べるデータ通信のプランも豊富で、サービスも良く私も利用しています!
格安sim申込み前にやっておくべき事!
格安simではezweb.ne.jpのキャリアメールアドレスが使えなくなるため、申込みの前に必ずフリーメールアドレスなどにしておく必要があります。
銀行のネットバンキングやショッピングサイトなどの登録もメールアドレス変更が必要になります。
後になると手続きがややこしくなる/ログインできないといった可能性があるので、ここは気をつけておいて下さい。
LINEの年齢認証もできなくなるので、auを使っている内に認証を済ませておくこともおすすめします。
ただ、ID検索が利用できなくなるだけなので、特に登録が必要ない場合は設定しなくて大丈夫です。
格安simのメリット・デメリットのページでも説明をしています。
iPhoneで使えるように設定する
格安simが届いたら、自分のiPhoneで使えるように設定をする必要があります。
mineo、UQmobileのサイトから、プロファイルをインストールをする事になります。
設定といっても特に難しい事はなく、書いてあるページにアクセスして指示に従ってタップしていくだけで完了します。この時必ずSafariで開くようにして下さい。
詳しくは、MVNOから届く書類に設定方法が書いてあるので、そちらを参考に設定をしてみて下さい。
auのiPhoneはsimロック解除をおすすめ
auでiPhone 6s/6sPlus、iPhoneSEを使っている人は、購入後180日経っていればsimロック解除ができます。
(*iPhone5c/5s、6/6plusはsimロック解除ができません)
今後iPhoneを格安simで持ち続ける場合、simロック解除をしてDocomo系のMVNOも使えるようにすると、mineo(マイネオ)とUQmobile(ユーキューモバイル)以外のMVNOも使えるようになります。
また、今のiPhoneを売る場合にも「au系だけで使えるiPhone」よりも「simフリーiPhone」になっていた方が高く売れることが多くなります。
simロック解除をするデメリットは、au独自のサポートを受けられなくなるという事ですが、auではなく格安simで利用する場合はどのみち独自サポートはなくなります。
メリットは大きく、デメリットも格安simを利用する場合特にないため、できればsimロック解除をしておくことをおすすめします!
auのsimロック解除については、auのiPhoneSE 6/6splusのsimロック解除を参考に、手続きを検討してみて下さい。