iPhoneで格安simを使う方法をまとめると、
- iPhoneを準備する(今持っているiPhoneが使えるか確認する)
- MNP予約番号を取得する(今までの電話番号をそのまま使う場合)
- 格安simに申し込む(自分に合ったプランを選ぶ)
- iPhoneで格安simが使えるよう設定する
以上のような流れになります。
ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアのショップへ持ち込み、契約をすべて任せていた状態から考えると、とても大変に感じるかもしれませんが、ものすごく手間がかかるわけではありません。
一度設定をしてしまうと、通常通り何の問題もなく使えるので、なるべく早く格安simにすることをおすすめします!
*また、実際に格安simが届いてから、iPhoneで格安simが使えるように設定する際、「プロファイルのダウンロード」が必要です。
ダウンロード方法は各社申込み後に詳しい説明がついていますが、ネットに接続できるWi-fi環境が必要なので、家のWi-fiに接続できるよう設定しておくことをおすすめします。
iPhoneを準備する(今持っているiPhoneが使えるか確認する)
自分の持っているiPhoneが使えるかどうか、表にまとめると次のようになります。
(6s/6sPlus、SEは購入後180日経過した後、simロック解除をして、simフリーにする事で、au系の通信会社も含めた全ての格安simの中からプランを選ぶことができます)
(6s/6sPlus、SEは購入後180日経過した後、simロック解除をして、simフリーiPhoneにする事で、ドコモ系の通信会社も含めた全ての格安simの中からプランを選ぶことができます)auの5s/5cの場合は、最新のOSにしている場合は残念ながら格安simは利用できません。
古いiPhoneだと動作が不安定な場合が多くあり、格安simでiPhoneを使いたい場合は新しい機種の購入をおすすめします。
(6s/6sPlus、SEは購入後180日経過した後、simロック解除をして、simフリーiPhoneにする事で、ドコモ、au回線どちらを使った格安simも選んで使うことができます)
*現状、格安sim会社(MVNO)は、ドコモの回線かauの回線どちらかを利用したものしかないため、ソフトバンクのiPhoneでは格安simで使うことができません。
ただし、最新の6s以降のソフトバンクiPhoneの場合は、購入後180日使うとsimフリーにする事ができるため、そのままのiPhoneを使いたい場合はsimロック解除をして下さい。
ドコモ系、au系どちらのMVNOでも選べます。iPhoneを持っていない人は、AppleStoreでsimフリーのiPhoneを買えば、間違いなく格安simを使うことができます。
AppleStoreでは分割での購入も選べるので、持っていない人はsimフリー版をおすすめします。また、中古でも良い場合は、ヤフオクやアマゾンなどで購入も可能です。
MNP予約番号を取得する(今までの電話番号をそのまま使う場合)
今まで使っていた080、090といった携帯電話番号をそのまま使いたい場合は、MNP予約番号を取得する必要があります。
番号をそのまま使わず、データ通信のみ+IP電話などで使う場合は、ここは読み飛ばしてもかまいません。
MNP予約番号は、ドコモの場合はサイトから、au、SoftBankはMNP予約番号取得の窓口に電話をかけることで取得できます。
また、時間と手間はかかりますが窓口でも取得できます。
窓口は混む場合がありますし、ネットは取得する際情報入力の手間がかかるため、電話をかけて予約番号を取得する方法が一番簡単かと思います。
注意が必要なのは、MNP予約番号には15日間という期限があるという事です。
有効期限が過ぎると、MNP予約番号は失効して使えなくなります。そのため、新しくMNP予約番号を取得する必要があります。
番号が失効するとMNPには使えなくなりますが、もともとの契約が解除になることもありません。
いざ申込みをするぞ!というときに、番号を取得すると良いでしょう。
DocomoでのMNP予約番号取得方法
・電話で取得する場合(受付時間:9:00〜20:00)
携帯から:151へ電話
一般電話から:0120-800-000へ電話
・ネットで取得する場合
MyDocomohttps://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/へログインして取得
auでのMNP予約番号取得方法
・電話で取得する場合(受付時間:9:00〜20:00)
一般電話/携帯電話共通: 0077-75470へ電話
ソフトバンクでのMNP予約番号取得方法
・電話で取得する場合(受付時間:9:00〜20:00)
携帯から: *5533へ電話
一般電話から: 0800-100-5533へ電話
電話の場合は、オペレーターの方が有効期限や解約手数料などの注意点など説明をしてくれます。
MNP予約番号は、その場で伝えられるのと、後でSMSで届きます。
格安simに申し込む(自分に合ったプランを選ぶ)
使う人によって、iPhoneにおすすめの格安simは変わります。
まず、キャリアのサイトにログインして、先月の電話料金や利用したデータ通信量を見てみて下さい。
基本的に電話をあまり使わない人は、データ通信量を目安に選んでみると良いと思います。
例えば先月4GBくらいデータ通信量を使っていた場合は、自分の持っているiPhoneが使える格安sim会社(MVNO)の中で、4~5GBのプランのある会社を選ぶと良いと思います。
プランで選ぶ他に注意点としては、速度が遅く1ヶ月、3日間の規制が厳しいMVNOを選んでしまうと、回線増強も見込めず遅いまま使うことになる場合があります。
音声通話つきの格安simの場合は、1年以内にMNPまたは解約をすると、1万円程度の解約手数料が必要になる場合が多いため、慎重に選ぶことをおすすめします。
電話番号もそのまま、速度も今まで通り、使いすぎた場合の規制とデータ通信量も今までのキャリア使いたい人には、総合的に見て私も使っている【mineo(マイネオ)】をおすすめします。
回線速度もそこそこ速く、1ヶ月/3日間の規制(速度制限)が厳しいMVNOが多い中今までのキャリアと同じで、サービスが充実しているMVNOだからです。
人それぞれの使い方によっておすすめの格安simは違いますが、まず失敗しないMVNOだと思います。
その他にも様々な格安sim会社とプランがあるため、おすすめ格安simの選び方ページで詳しく解説をします。
iPhoneで格安simが使えるよう設定する
申込み後格安simカードが届いたら、持っているiPhoneで使えるように設定をする必要があります。
iPhoneの場合、simカードを差し替えて「プロファイルのインストール」をする事で、通信ができるようになります。
まずWi-fiに接続し、自分が申し込んだMVNOの説明にしたがってプロファイルをインストールします。
ここでは、mineo(マイネオ)のauプランのプロファイルインストールをする方法を一例として紹介します。
★プロファイルのインストールをする時のブラウザは、Safariで行って下さい。それ以外のブラウザだと、上手くいきません。




設定といっても指示に従ってタップしていくだけなので、とても簡単です。
プロファイルのインストール方法については、MVNOのホームページや、格安simと一緒に届いた書類に詳しく載っているため、それを見ながら設定すると良いでしょう。
これで、iPhoneで格安simを使えるようになります!